14日にまつわるトラウマ話
ガキんちょの頃住んでた家は隙間だらけの家で
ひどい時はガラス窓の内側に霜が貼りつく事もあった
そんな家に小さな
だけど本物のもみの木がやって来た
子供達は嬉しくて一生懸命 飾り付けをしたさ
そしてピカピカの
クリスマスツリーに満足して
眠りの中へ
ふと夜中に妙な明るさに目が覚める
するとそこには
トラック野郎が
泣き出すくらいの電飾を付けられて
その電飾の熱で燃え始めた
クリスマスツリーが立っていた
『危ない!!』
窓をガラッと開けて
母ちゃんが
裏の空き地に
炎の槍と化した
クリスマスツリーを
子供達の夢と共に投げ棄てた
ツリーはその場で燃え尽きたとさ
そしてうちのクリスマスは
世間よりも10日も早く終わった
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